
塗装工への就職・転職を考えているものの、「自分に向いているのかどうか不安」という声はよく聞きます。体力だけでなく、性格や仕事への姿勢が現場では大きく影響するからです。芝川塗装株式会社の代表は、塗装工の採用・育成に長年携わり、現場歴30年以上の経験から「定着する人・離れてしまう人」のパターンを数多く見てきました。この記事では、その知見をもとに塗装工としての向き不向きを詳しく解説します。
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芝川塗装株式会社
静岡県富士宮市を拠点に、外壁塗装・屋根塗装・防水工事を専門に手がける。住宅・マンション・工場など多種多様な物件の施工実績を持ち、これまでに数多くの新規スタッフの採用・育成にも携わってきた。現場の最前線で培ってきた実体験をもとに、塗装工という職業の実態を発信している。
塗装工という仕事の実態を正しく知ろう
塗装工への就職や転職を考えるとき、まず大切なのは仕事の実態をリアルに把握することです。「体力仕事だから若くないと無理」「センスがなければできない」といったイメージだけで判断してしまうのはもったいないことです。塗装工は体力・技術・コミュニケーションが三位一体となった総合的な職人仕事であり、さまざまな個性を持った人が活躍しています。

建築塗装の仕事は、高所作業や重い機材の運搬など体を使う場面も多い反面、下地処理・塗料の調合・養生・仕上げなど、繊細な技術力を要する工程も豊富です。ひとつの現場で複数の職人がチームを組んで動くため、コミュニケーション能力や段取り力も求められます。
仕事の内容と1日の流れ
一般的な1日は、朝の現場集合・資材の準備からスタートし、養生→下地処理→塗装→片付けというサイクルで進みます。天候に左右されることも多く、気象庁が公表している月別降水データを参考に施工計画を立てることが職人には必要不可欠なスキルです。静岡県は年間を通じて比較的温暖ですが、梅雨・台風シーズンは工程調整が頻繁に発生します。変化に柔軟に対応できる人が現場では重宝されます。
塗装工に向いている人の特徴
30年以上の経験から見えてきた「長く活躍する職人」には、共通するいくつかの特徴があります。以下のカードで整理しました。当てはまる項目が多ければ多いほど、塗装工としての素地があると言えます。
現場で活躍する人に共通すること
① 体を動かすことが好き
特徴:屋外での作業や高所作業を苦に思わず、体を動かすことにやりがいを感じる方。体力は経験で鍛えられますが、身体を動かすこと自体が好きな人は現場への順応が早いです。
② 手先が器用・細かい作業が得意
特徴:塗装は仕上がりの美しさが重要です。刷毛やローラーの微妙な力加減、際の切り込みなど細かい作業の精度が品質に直結します。模型・手芸・料理など趣味で手先を使う方は有利です。
③ 几帳面・丁寧な性格
特徴:養生テープの貼り方ひとつで仕上がりが変わります。「雑でもいい」という気持ちが現場では命取りになることもあるため、丁寧さを大切にできる人は即戦力になります。
④ 素直に学べる
特徴:先輩職人の指導を素直に吸収できる人は成長スピードが格段に違います。「自己流でやれば早い」という思い込みが強い人よりも、謙虚に技術を積み上げられる人が長続きします。
⑤ コツコツ取り組める忍耐力
特徴:一軒の塗装工事は複数日にわたることがほとんどです。単調に見える工程でも手を抜かず、毎日コツコツと積み上げられる忍耐力のある方は着実に技術を習得していきます。
⑥ 完成した建物に達成感を感じる
特徴:塗装が完了した建物の美しさを見て「自分がやった」という誇りを感じられる方はモチベーションが続きます。目に見える成果がモチベーションの源泉になる方に向いています。
塗装工に向いていない人の特徴と注意点
向いていない特徴を知ることは、ミスマッチを防ぐために大切です。以下に該当する場合でも入社後に克服できるケースはありますが、入職前に自分と照らし合わせておくことをおすすめします。

まず、高所が絶対に無理という方は注意が必要です。外壁塗装では足場を使った2〜3階部分の作業が基本となります。軽度の高所恐怖であれば慣れることも多いですが、強い恐怖心がある場合は内装塗装など別の方向性を検討するほうが現実的です。次に、「すぐに結果を出したい・同じ作業が嫌い」という飽き性の方も注意が必要です。下地処理やシーラー塗布など地味な工程こそが品質を左右するため、それを重要視できない方は技術の伸びが止まりやすくなります。また、人と関わることが苦手な方も意識が必要です。現場では職長・先輩・お客様との連絡調整が発生します。無口でも問題ありませんが、必要な報告・連絡・相談が取れないと現場全体に影響します。最後に、安全意識が低い方は塗装工には向きません。高所作業・塗料の取り扱いには一定のリスクが伴います。ルールを守ることを苦に思わない姿勢が現場全体の安全を守ります。
自己診断!塗装工適性チェックリスト
以下の質問に当てはまるものにチェックを入れてみてください。全10問に回答したら、下の「診断結果の見方」表でチェック数を照らし合わせることで、あなたの適性を確認できます。
体力面
性格面
コミュニケーション
成長意欲
安全・環境適応
診断結果の見方
チェックした項目の数で、あなたの適性を判断できます。
このチェックリストはあくまで目安です。実際の適性は、職場見学や面接を通じてより正確に判断できます。不安な点があれば、お気軽にご相談ください。
「向いていない」は克服できる?現場歴30年が語る成長パターン
入社当初は「この仕事、自分には向いていないかもしれない」と感じていたにもかかわらず、数年後に一人前の職人として活躍している方をこれまで何人も見てきました。
最も多いのは「体力に自信がなかった」ケースです。入社時に体力が不足していても、現場を重ねるうちに自然と体が慣れていきます。無理をして怪我をしないよう、段階的に体を慣らしていく指導を弊社でも徹底しています。次に多いのは「細かい作業が苦手だった」というケースです。最初は刷毛のムラが目立っても、反復練習と先輩からの指導を積み重ねることで着実に改善します。手先の器用さは後天的に身につくスキルでもあります。一方で、安全意識の低さや素直に学べない姿勢は、時間が経っても改善しにくい傾向があります。これらは技術以前の問題であるため、入職前に自分を振り返ってみることが大切です。
30年間で最も大切だと感じたのは「素直さ」です。未経験でスタートした方でも、先輩の指摘をすぐに取り入れて繰り返し実践できる人は、1〜2年で驚くほど成長します。技術は教えられますが、姿勢は自分自身で変えるしかありません。それができる方と一緒に仕事をしたいと思っています。
富士宮市・静岡エリアで塗装工を目指す方へ
静岡県は東海地方の中でも温暖な気候に恵まれており、年間を通じて塗装工事の需要があります。富士山の麓に位置する富士宮市は、住宅・商業施設・工場などさまざまな建物が密集しており、外壁塗装・屋根塗装・防水工事の依頼は季節を問わず発生しています。

一方で、静岡県西部・中部を含むエリア全体で、塗装職人の高齢化と後継者不足が課題となっています。国土交通省の建設労働需給調査でも、塗装工を含む専門工事業種において技能者不足が続いていることが報告されており、若い世代が入職すれば安定したキャリアを積みやすい環境が整っています。芝川塗装株式会社では、富士宮市・富士市を中心に現場スタッフを積極的に育成しており、未経験からでも着実にスキルアップできる体制を整えています。
まとめ
塗装工に向いている人の特徴をまとめると、「体を動かすことが好き」「細かい作業が得意」「コツコツと継続できる」「素直に学べる」「安全意識がある」という5点が核心です。反対に、飽き性・高所への強い恐怖・安全軽視は現場で苦労しやすい傾向があります。ただし、体力面や技術的な苦手は努力次第で克服できます。大切なのは仕事への姿勢です。
弊社の業務案内ページでは、実際に芝川塗装株式会社が手がける建築塗装・防水工事の詳細をご覧いただけます。仕事内容を具体的に知ったうえで、自分の適性と照らし合わせてみてください。静岡県富士宮市・富士市エリアで塗装工への転職・就職をお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。







