富士宮市にて、H様邸の塗装・防水工事を実施しました。以前に弊社で塗替えをさせていただいたお客様からのご紹介により、今回家を建てて初めての塗替え工事となりました。特にお客様が気になっていた陸屋根とバルコニーの防水(FRP)の劣化が進んでいたため、ご予算に合わせてウレタン防水を施工。外壁色は新築の時と少し色を変えて選んでいただきました。
施工概要
施工箇所:外壁、破風板、鼻隠し、陸屋根、雨樋、バルコニー
工期:2週間
施工エリア:静岡県富士宮市
施工の様子
新築から初めての塗り替えということで、特に屋上部分の陸屋根やバルコニーの防水層に劣化が見られました。FRP防水の劣化に対し、ご予算を考慮したうえでウレタン防水を施工することで、防水性能を回復させました。外壁は新しい色合いを選んでいただき、住まいの印象を一新しました。
施工前
施工中

施工完了
今回の工事のポイント
H様邸の工事では、「外観の美しさの回復」と「防水性能の向上」という2つの課題を解決しました。特に陸屋根やバルコニーの防水は建物の寿命を左右する重要な要素です。今回はFRP防水の劣化に対し、コストパフォーマンスに優れたウレタン防水を選択することで、効果的に雨漏りを防止する対策を施しました。
また外壁塗装においては、新築時とは異なる色合いを選んでいただくことで、住まいの印象を一新。破風板や鼻隠し、雨樋なども一緒に塗装することで、建物全体の調和を図りました。
陸屋根・バルコニーの防水について知っておきたいこと
陸屋根やバルコニーなどの水平面の防水は、住宅の中でも最も劣化しやすい部分の一つです。特に富士宮市のような富士山麓の気候では、紫外線による劣化や寒暖差による収縮・膨張の影響で、防水層に亀裂やひび割れが生じやすくなります。
一般的に防水材の種類には、FRP防水、ウレタン防水、アスファルト防水、シート防水などがありますが、それぞれ特徴が異なります。今回施工したウレタン防水は、以下のような特徴があります。
ウレタン防水のメリット
- 柔軟性があり、建物の動きに追従できる
- 継ぎ目がなく一体化した防水層を形成できる
- 既存の防水層の上から施工できるため工期が短縮できる
- 比較的コストパフォーマンスが高い
- 軽量なため建物への負担が少ない
防水工事のメンテナンス時期について
陸屋根やバルコニーの防水は、種類によって耐用年数が異なりますが、一般的には以下のようなタイミングで点検・メンテナンスをお勧めします。
防水の種類 | 点検推奨時期 | 一般的な耐用年数 |
---|---|---|
FRP防水 | 5年ごと | 10〜15年 |
ウレタン防水 | 5年ごと | 10〜15年 |
アスファルト防水 | 7年ごと | 15〜20年 |
シート防水 | 5年ごと | 15〜20年 |
防水層の劣化は外観からだけでは判断しづらいことがあります。特に以下のような症状が見られた場合は、早めの点検・メンテナンスをお勧めします。
- 防水層の膨れやひび割れ
- 防水層のはがれや剥離
- 排水口周りの詰まりや劣化
- 室内の天井にシミや水染みがある
- バルコニーや陸屋根の水はけが悪い
定期的な点検とメンテナンスを行うことで、大がかりな修繕工事を避け、建物を長く保護することができます。富士宮市・富士市の気候条件に適した防水・塗装プランのご相談は、芝川塗装までお気軽にお問い合わせください。